さちおの日々のつぶやき。ボクスターネタはほとんど出てきません。


by boxster_sachio
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

蕎麦を訪ねて三千歩 その3(完結篇)

このダメージは深く、しばらくは蕎麦を諦める日々が続きました。
その間も間歇的に訪れる蕎麦の欲求、そんな時に「比較的マシ」と考えて通った店が一軒ありました・・その名は杵屋(爆)。
蕎麦の専門店を探した結果、うどんの全国チェーンの蕎麦が一番マシだったという皮肉な結果になってしまったのです(激汗)。

そんなある日。
確か名古屋のタウン誌(大人の名古屋?Tokai Walker?)を立ち読みしていた時のこと・・驚いたことに名古屋の蕎麦屋のミニ特集記事があったのです。
本文を読むと、そこには(だいたい)こんな意味のことが書かれていました。

蕎麦不毛の地と呼ばれて久しい名古屋だが、このところ本当に美味い蕎麦屋が現れ始めた。編集部が厳選した名古屋の本格蕎麦屋をここに紹介する。

ナニがいいって、最初に「蕎麦不毛の地」と認めるところから始めてるのがいい(爆)。私は期待を込めて、食い入るようにページを眺めるのでした。
あまりに店が多かったら怪しいのですがそこは心得たモノ、紹介されているのは特集というには寂しい数(ひとケタ)。それも中心部の店とは限らず、わざわざ出かける必要のある郊外も含まれています。
そんな中で私の目に留まったのが「手打ちそば・創愿」。三重県に近い郊外「海部郡甚目寺町」で評判だった店が、名古屋市中区丸の内に移転して新装開店したとのこと。そして丸の内と言えば私の勤務地から充分ランチ圏内!
「これはもしや・・いや、まだ油断するな・・」
私は期待に高まる胸を抑えつつ本屋を出るのでした。

翌日。
昼休みにそっと職場を出た私は、一人「創愿」に向かうのでした。
あまり賑わってはいない一角にひっそりとあり、新装開店らしくジャポニズムな感じの小綺麗な店舗です。
ふらりと入ると高いカウンターに案内され、当然これまた高いスツールに座ります・・おしゃれなのカモ知れないけど、あんまり居心地良くないなあ(汗)。
で、肝心のメニューを見ます。基本的には昼はランチメニューのみのようで、「○○丼とそば(盛り/掛け)セット」が並んでいます・・少なくともうどんやきしめんは見当たりません(笑)。
その代わり(?)驚いたことに「そばは二八そばとなります。百円増しで十割そばにできます」との但し書き!
今まで七三そばにしか出会えなかった私にとって、この文字がどんなに輝いて見えたか、皆さんに想像できるでしょうか?(笑)
期待に胸を高鳴らせながら「鳥温玉丼と盛り蕎麦」のセットを(二八のままで)頼む私。
さて、どんな蕎麦が出てくるのでしょうか・・。

待つことしばし、蕎麦が出てきます・・「おっ、これはっ??」
四角い断面を持った透明感のある蕎麦がざるの上に盛られています。何も漬けずに数本口に入れてみると、蕎麦はキンキンに冷やされており、確かな歯ごたえと香ばしい香りが拡がります
これだっ、これだぜっ!
今度はつゆに漬けて食べてみます・・う~ん、かつおのダシが効いたシャープな味♪
貪るように一気食いした私に、四角い急須状のモノが運ばれてきます・・そう、マーシーさんもコメントされていた蕎麦の茹で汁=「蕎麦湯」です!
この蕎麦湯ときたらとんでもなく濃くトロリとしたもので、まるで重湯みたいです。素のままの「茹で汁」だったら蕎麦は「出がらし」になってしまうくらいの濃さで、恐らくこれは茹で汁に蕎麦粉を加えていると思われます。

ともあれ、名古屋で初めて本物の蕎麦を食べられて大満足の私♪
以後この店は、私の昼食のヘヴィローテーションの一角を担うことになるのでした。
この店は最近になって丼セットのみならず、フツーの「盛り蕎麦」もランチで頼めるようになりました。小さな本ワサビが添えられ、自分でおろしながら食べられるようになっています。このような些細な演出も、蕎麦好きの心を掴んで離さないモノだと言えるでしょう(笑)。

#唯一不満なのはお値段・・少なめの盛り蕎麦一枚@850円、大盛設定はなしでもっと食べたいヒトは追加盛り一枚@650円を注文してください、とのこと(!)。
まー激高、ってことはないんですが、東京なら同レベルでもっと安い店も多数ありました(汗)。

後に調べたところ、このお店はここ名古屋に正しい蕎麦文化を広めるべく日夜活動する「蕎麦工房・紗羅餐」のお弟子さんの店とのこと。
いずれは本家本元の「紗羅餐」にも行ってやる、と密かに誓う私でした(笑)。

#肝心の「手打ちそば・創愿」、詳しく紹介されているのはこちらです(自社サイトではありません)。
#紗羅餐ファミリー、ちょっと店舗数が多過ぎるので、系列各店に対してはまだ警戒を解いておりません(爆)。
[PR]
by boxster_sachio | 2006-06-27 21:00 | なごや